楽譜を読む

7月から来られている大人のSさん、しっかりと練習してこられます。

特に新しい曲は自分では、ほぼ完成に近い状態と…

でも、やっぱり言う事はあります そうでないとお月謝頂けないですよね(笑)

 

私もそうですが、ほとんどの人が音に追われ正しい音を弾くだけで精一杯!

その曲のメッセージ、作曲者の気持ち等を推測して

音に命を吹き込んでいくという一番重要な事がなかなかできない!

用語、スラー、スタッカート、アクセント、強弱、時代背景…

これらを基に、どのような表現が求められているかよく考え、

感じ取る作業にもっと時間をとりたいものです。

演奏のすべての答えは楽譜の中にある。

なかなか出来ないのですが、弾かないで(これが出来ない)楽譜を眺める

頭の中で音を想像して組み立て、曲をしっかり把握する事が大切ですね。


子供さんの場合、曲も短いし、すぐに覚えてしまい楽譜を見なくなりますが

それでは楽譜から音楽を読み取る習慣が付き難くなり

自分で考えて音を出すという、一番大切なことが身に付かなくなります。


楽譜はメッセージ!そして感じ取る「心」も育てましょう!